“体に溜め込んだ感情”でした
「やらなきゃ」と思っているのに動けない。
本当はやりたいのに、なぜか先延ばししてしまう。
そんな自分を見て、
「私ってダメだな」
「意思が弱いのかな」
と責めてしまうことはありませんか？
でも実は、
動けない原因は“気持ちの問題”や“性格”ではありません。
動けないのは「体」が止めていることがある
私たちはよく、
「気合が足りない」
「考え方を変えればいい」
と思いがちですが、
実際には
体の中に溜め込まれた感情 が
行動にブレーキをかけていることがあります。
・我慢した気持ち
・飲み込んだ怒り
・怖かった経験
・言えなかった本音
こうした感情は、
その場では忘れたつもりでも、
体の緊張として残り続けます。
体は「安全」を最優先にする
体には、
「これ以上傷つかないように守ろう」
という仕組みがあります。
過去につらい経験があると、
体は無意識にこう判断します。
「動かない方が安全」
「変わらない方が安心」
その結果、
頭では「やった方がいい」とわかっていても、
体がストップをかけてしまうのです。
これは怠けでも、甘えでもありません。
体なりの“防衛反応” です。
だから、責めても変わらない
動けない自分を責めるほど、
体はさらに緊張します。
するとますます動けなくなる。
この悪循環が、多くの人を苦しめています。
必要なのは、
「頑張ること」でも
「考え直すこと」でもありません。
まず、体の緊張に気づいてあげること。
そこからすべてが始まります。
このシリーズでお伝えすること
このブログは、
「動けない」「変われない」と感じている方に向けて、
✔ なぜ体が止めているのか
✔ 脳や神経はどう関係しているのか
✔ どうすれば少しずつ動けるようになるのか
を、7話に分けてお伝えしていくシリーズです。
次回予告
次回は、
思考がぐるぐる止まらなくなる理由 を
「脳の疲れ」という視点からお話しします。
なぜ考えすぎてしまうのか
なぜ同じことで悩み続けるのか
それには、ちゃんと理由があります。
